CentOS7.2にアップデートしてから起動しなくなったNAS。
とりあえず古いカーネルだと起動するのでごまかして使い続けていました。
システム用のHDDが古いこともあり、このたびUSBメモリを購入してOSを入れなおしました。
カーネルパニック対策
NASにしているHP MicroserverのCPUだと起動時にカーネルパニックになります。
どうやら3.10.0-327に出ているバグらしいので、インストーラ起動時のパラメータに以下のパラメータを追加します。
initcall_blacklist=clocksource_done_booting
OSインストール直後の再起動でも同様の現象が出るので、Grubの起動オプションにも「linux16 (略」のあとに先ほどのオプションを追加します。
ひととおりパッケージをアップデート後、grubの設定ファイルにもパラメータを追加。これで大丈夫なはずです。
# vim /etc/default/grub GRUB_TIMEOUT=5 GRUB_DISTRIBUTOR="$(sed 's, release .*$,,g' /etc/system-release)" GRUB_DEFAULT=saved GRUB_DISABLE_SUBMENU=true GRUB_TERMINAL_OUTPUT="console" GRUB_CMDLINE_LINUX="initcall_blacklist=clocksource_done_booting rhgb quiet" GRUB_DISABLE_RECOVERY="true" # grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
セットアップ
前と同じ。
RAIDアレイは前回からそのまま引き継ぎました。
ファイルサーバHDD換装 + CentOS 7導入めも - i_aose(旧polaroidoon)の日記
参考
というより、上記エントリはそのまま転載したようなものですね。Thx!!
Kernel 3.10.0-327 issue on AMD Neo processor | Arrfab's Blog