ソーシャル・ネットワーク試写会

先日試写会に行ける機会があり、人生初の試写会に行ってきたので少々ネタバレしつつも、軽く感想を書きます。

あらすじ

話としてはfacebookがいかにして生まれて、広まったのか。
そして、facebookがユーザを増やしている間にも開発者たちの周辺が激変!ってな話。

感想

どこまでが真実でどこからが+αの創作か分からないけど、とりあえず派手。
いかにもなアメリカ映画。アメリカンドリーム!な感じに仕上がってると思います。
ちなみに細かいところでいろんなIT屋さんが喜びそうな小ネタあり。
あと、Mark Zuckerberg役の人いいね。”頭のイイ”変わったヤツって印象をうまく作ってる。

不満な点

作品自体ではなく、字幕に問題あり。
とにかく字幕の一文が短い。そして短く納めるために大量のセリフがカットされてる。
ハーバード大学の学生が知的なジョークのひとつも言わずにケータイ小説のような会話をするの?
コンピュータの話でも、冒頭のMark Zuckerbergがfacemashを作るあたりでいろんな言葉が出たのになぜかApacheだけが字幕に並ぶ。
PerlPHPEmacsMySQLといろいろ言ってたのに終盤までずっと出てきたのはApacheだけ。
別にApacheに絞ったからってApacheの説明があるわけでもない。なにそれ?


最近字幕離れとか言われたり、字幕を読むのが追いつかない!なんて意見があるからそれに配慮しているのかもしれないけど、作品自体の情報量を削りながら優しくするのは間違いだと思う。
そろそろ英語を学んで字幕なしでそのまま映画が見れるようにしないと本来の作品が楽しめなくなりそうだ・・・。

まとめ

個人的には作品としては確かに賞もらうレベル。演技もいい。
ただ、SNSとかtwitter一切使わない人には意味不明で終わるかも。
そして字幕が最悪。